池上通信機 HC−D45

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ヒデオハウスの所有するカメラの中で最高画質のカメラです。
2/3インチ54万画素CCD使用という業務用カメラとしてはオーバースペックで高価なカメラだったため、ブライダル撮影などをおこなっている一般のプロの間ではあまり売れなかったカメラです。(後継機種のHC−D47はスペックダウンしました。)
その画質の良さから皮肉にも放送局での採用実績が多く、現在は放送用カメラに格上げされ”HL−45”という型番で ’99年再デビューしました。
生産完了直前の最終ロット品のおかげかトラブルもなく購入当初から安定して使用できています。

ちなみに写真のカメラはFUJINONのエクステンダー付き19倍レンズとSONYのディジタルVTR DSR−1 とドッカブルにして使用しています。業務用のカメラは自由にレンズやVTRが組み合わせられるからいいですね。(その分ドッカブルカメラはちょっと重いですが・・・)

池上のカメラはこのモデルからファインダーが左右にスライド出来なくなったため、カメラを持って移動するとき、ファインダーが足にぶつかってちょっと邪魔になります。
そこでHC−390用のスライドプレートを取り付けて、わずかですがファインダーが引っ込むようにしてあります。
また使用している業務用カメラはすべてAntonBauerのバッテリーブラケットに統一してあり、自動ライト点灯システムが利用出来る様にしてあります。(AntonBauerのライトシステム用コネクターにぴったり合う安価なコネクターを見つけたので、ライトは他社の製品を使用しています。)
供給電力の関係でバッテリーを2連にしたため、後ろが長くなってしまいちょっと格好が悪くなってしまいました。

さりげなく写っている三脚は放送取材用三脚の定番Vintenの ”Vision10” です。使用感はうわさ通り抜群です。