2000年1月15日

修理完了!!
正式にコンデンサーを取付 正常に戻った波形
正式に部品取付 正常に戻ったカラーバースト信号
年明け早々に頼んでおいたサービスパーツをサービスステーションまで取りに行き、いよいよ正式に部品交換します。
面実装タイプ部品のハンダ付けは適切に温度管理されたハンダこてが必要となりますが、ハンダ付け経験26年の腕を信じて、通常のハンダこてにて取り付ける事にしました。
こて先の温度を調節してからハンダ付けするわけですが、温度を調節してから10秒も経ってしまうと適切な温度を超えてしまうので、温度調節ばかりを何度も繰り返し、なかなか本番に挑めません。
たった一つの部品取付に10分近くもかかり、久しぶりに緊張したハンダ付けとなりました。

部品交換後はバースト波形もご覧の通り綺麗に出るようになりました。(波形は正確には"ひと山"足りませんが、これはこの装置が前から持っているクセです。このVTRはバースト信号の立ち上がりが悪く、最初の山が欠けてしまうのです。困ったもんだ・・・ 所詮業務用VTRの性能なんてこんなものなのですね。調整方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。)

通常この様な修理をメーカーにしてもらうと3〜4万円かかるのが当たり前ですが、今回の修理費用は部品代の100円だけでした。
ヒデオハウスの撮影料金の安さの秘密はこんなところにあります。